蒸燗
「蒸し燗」ってご存じでしょうか?私も最初に知ったのは‘正雪を飲む会’を一昨年実施した時、静岡県神沢川酒造の望月社長に教えていただきました。あまり聞きなれませんが、‘湯煎燗’と比べて「口当たりがなめらかになる」「つるりとした感覚が増す」「まるみがあって口当たりが柔らかくなる」など、‘蒸し燗’は優しい味わいになるようです。白隠正宗の静岡県高嶋酒造の高嶋社長が推奨している燗酒ですが、蒸し燗ファンは徐々に増えているようです。
何故まろやかになるか?水蒸気の中で加熱することでアルコール香気成分や旨味成分などが逃げにくい、急加熱でありがちな渋みや焦げ臭の発生が抑えられることが挙げられておりますが、科学的な根拠はまだわかってはおりません。蒸す際に重要なことは、蒸し器内の蒸気が十分満ちてから徳利を入れる、ことです。
官能的な変化は下記のようになりますので、ご興味のある方は是非お試しください。
(きれいな生酛)
ぴりぴりした感じがなくなる、酸味や苦味がなくなる、など
(骨太な日常酒)
香りが穏やかになる、マイルドになる、くせがなくなる、飲みやすくなる、など
(吟醸酒)
湯煎と比較して香りが穏やか、甘味が増す、角がとれて優しい味になる、など
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